ばあちゃんが笑っていた。
目はあけないのだけれど、夢でもみているのでしょうか。 今日は少し顔色がよくなったよう。 南側の部屋、日当たりもよく暖かいうちにと、タオルで顔を拭く。 シワシワをちょっとひっぱりながら、いい子にならなくっちゃねと。 頬をたたいて、声をかけても瞑ったまま、、、、だったのに。 「○○さ~ん!」と、男性看護師さんが入ってきたその時、パチッと目を開けたばあちゃん。 えっ、なに????なに? やだ!嬉しいけど、あんたの娘にゃ無反応で、若いお兄さんの声にゃ答えるのかい?! そんな憎まれ口言いながらも、ホッとしました。 「大正生まれ」の底力をみよ!戦時中を生き抜いたのも伊達じゃない! この時、かあちゃんはこれから長丁場になるんだぞって、褌締め直し、武者震い。 だから、ばあちゃん、遠慮なく長生きしてくれていいからね。 いい話でした今日は。←ちょっと楽天的すぎかもだが、今日はそれでよしとしよう。 ねぇ~、ねぇ~、聞いてくれてる? そこで はみ出てるりゅうたん! ん?きいてるわよ、さっきから。 ありがと、ありがと、かあちゃんの愚痴タレの相手をしてくれて。 ところで、その奥に、だれかいるんじゃないの? いたわよ、あたいが。 も~、おもくてグッタリ・・。 いいじゃないのさ、それでも、くっ付いて寝ていたいくるみさんなんでしょ?
by iidaka55
| 2009-01-13 19:22
| りゅうとかんな
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Comments(2)
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shi.mura at 2009-01-14 07:33
お母さん、良い方向に向かっているようでよかったですね。
どうしてかやっぱり寒い季節というのが お年寄りには堪えるのですね。 男性の看護師さんにはまだ巡り合ったことがありません。 こういう職業を選ぶのだから 優しい心の持ち主でしょうね。 見てみたい。
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めしばん
at 2009-01-14 19:53
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>しのすけさんへ
ありがとうございます。 昨日、目をあけてくれて、今日は注射に痛いそぶりをいたしました。 昏々と眠り続けていた状態から、一歩前進と思えます。 肺は弱いが、心臓は強い・・・と、今回も乗り越えてくれるでしょうか。 長くはなりますでしょうが、少しずつの回復を焦らずに待つことにいたします。 母の居る階は、「認知症」を含む老人病棟なので、男性の看護師さんが、数名おります。 まだ若いお兄さんでしたよ。。。。。 対応も優しく、ありがたいなと思いました。
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